ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話『どこかの星空の下で』感想&考察

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話『どこかの星空の下で』の感想記事です。

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書物の解読と代筆

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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シャヘル天文本部に併設されている、古今東西の天文に関する書物を集めた図書館。
そこには、今にも朽ちてしまいそうな保存状態の悪い書物が大量にあり、
それを後世に残すために、解読する人と代筆する人がペアとなって写本するというのが、
今回のヴァイオレットのミッションのようです。

前回の公開恋文とはまた一味違う、重要そうな仕事が回ってきましたね。
80名×2の総勢160名と、規模もすごい。

自動手記人形の仕事って、人から人への手紙を書くものだけだと思っていたのですが、
こういう仕事もあるんですね。

ルクリア再登場

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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なんと、第3話のメインキャラだったルクリアが再登場!
いやー、好きだったキャラだけに、嬉しいですね!
髪型もポニーテール&三つ編みと、少しイメチェンしています。

ヴァイオレットとは久しぶりの再開ですが、すぐに元気が無いことに気づき、
心配してくれるあたりは、さすがルクリアという感じ。

アバンタイトルから明らかに元気が無いヴァイオレットですが、
原因はやっぱり前回のディートフリートの件でしょうか。

ヴァイオレットが元気が無い理由

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ヴァイオレット「最初は任務だと思っておりました。ですが、いろいろなお客様のもとでその想いを紡ぐ。そして、時にこのような古い書物を書いた方の考えを受け取って、それを書き記すというのはとても特別で、素晴らしいことだと思えるようになりました。
果たして、私はそのような素晴らしい仕事に相応しいのでしょうか。」

このヴァイオレットの台詞、自動手記人形の仕事を始めたばかりの頃と比べて、
考え方がかなり人間らしくなってきたのがわかる台詞ですよね。

そして、そんな人間らしくなりつつある彼女だからこそ、
前回ディートフリートに言われたことをストレートに受け止めてしまっています。

ここで、第1話でクラウディアに言われた台詞を思い出してみると、
あの時点では抽象的だった台詞の意味を理解できるようになります。

君は小さい頃からずっと軍に居て。任務を遂行するだけの毎日を送ってきた。
でもこれから君はたくさんの事を学ぶ。
だけど学ばない方が、知らない方が、楽に生きられるかも知れない。
君は自分がして来た事でどんどん身体に火が付いて、
燃え上がっている事をまだ知らない。

なるほど…
「愛してる」を知るためには「人の心」を学ばなければならない。
しかし、「人の心」を学ぶには、痛みが伴う。

なんとも辛いジレンマですが、ヴァイオレットはこれを乗り越えなければいけません。

ヴァイオレットとリオンが"似ている"?

ヴァイオレットはお互いの表情について"似ている"と言っていますが、
ここでの"似ている"の本当の意味は表情のことではなく、
別のことにあるように思います。

生まれのことや過去のことで悪口を言われているリオン。
戦時に多くの命を奪ったことを理由に自動手記人形であることを否定されたヴァイオレット。(前回ディートフリートに言われたこと)

二人には、
過去のできごとによって現在の評価を下されてしまっている
という共通点がありますよね。

そう考えると、この時のヴァイオレットの表情は、とても深みがありますよね。
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

リオンの生まれや育ちに関して悪く言われた時のヴァイオレットの表情。
彼女にしては珍しく「怒り」のような感情が表情にでています。

その別離は悲劇に非ず

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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光の矢の出現はアリアドナの言葉によれば過去にもあり、
光の矢の由縁は両聖国の王ラインハルトの嫁取りとも言い、
この光に際して死せる高貴なる者。
女はラインハルトの側妃に、男は祝福の宴の貢物とされるなり。


その別離は悲劇に非ず。
永遠の時流れる妖精の国にて新たな器を授かりて、
その魂は未来永劫護られるが故に

アリー彗星についての記述の一部。
リオンとヴァイオレット、それぞれの心境を比喩している内容なのがポイントですよね。

「その別離」という部分を、

・リオンと母親との別れ

・ヴァイオレットとギルベルトの別れ

としてそれぞれ捉えると、この文章を読みあげるときの二人の表情が、
より理解しやすくなります。
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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恋は人をダメにすると思っていたリオンですが、
ヴァイオレットに恋をし、ヴァイオレットのギルベルトへの想いを知り、
そういう生き方も素敵であると学びました。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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リオンは最後、ヴァイオレットと別れますが、
「別れ」というものをネガティブにとらえず、
笑顔で受け止めることができるように成長しています。

その別離は悲劇に非ず―

別れというものは決して悲しいものではない。

何故ならそれは終わりではなく始まりだから。

今回はこのような強いメッセージ性を感じられる話でした。

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話『  』感想&考察
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