ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第11話『もう、誰も死なせたくない』感想&考察

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン第11話「もう、誰も死なせたくない」の感想記事です。


第11話はこれまでの話以上に戦争の生々しさを感じるストーリーでした。
終盤にかけてどんどん悲愴感が増えていきますね。

それでは見ていきましょう。

戦場からの依頼

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

今回はメナス基地という戦場から代筆の依頼が来ます。

クラウディアは「戦場にドールは送れない」と言ってますが、そりゃそうですよね。

愛する人に手紙を書きたい気持ちはわからなくはないですが、
そんな危険な場所に軍人以外を呼んだら、
二次災害でもっと多くの人を傷つけることになります。

しかも食料とか物資を届けるとかならともかく、手紙は生死に直接関わるものでもないですからね・・・。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

しかし、クラウディアとカトレアの話をドアの外から
聞いていたヴァイオレットは、勝手に依頼を受けて戦場へ向かっちゃいます。

さすがに無断は駄目だろ、とも思いますが、
皮肉な事に、こんな依頼こなせるドールは、世界中で彼女ぐらいなんですよね。

メナス基地

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

メナス基地は内戦状態。
基地に居る兵士が収容所にいたガルダリクの残党から銃撃を受け、
1人、また1人と倒れていく始末。

登場から死亡まであまりに早すぎて感情移入するヒマすらない。
ただただ戦争の残酷さが心に残るシーンでした。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ヴァイオレットに助けられ、何とか一命を取り留めた兵士エイダン・フィールド
彼が今回の話のメインキャラクターです。

マリアという想い人を故郷に残してきた彼は、
最後の想いをヴァイオレットに託します。

・・・それにしても、
敵兵4人を単騎攻めで制圧してしまうヴァイオレットさんはもはやチートすぎか笑

回想シーン

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ここで自動手記人形を依頼することになった背景が語られました。

エイダンは「手紙なんて書けない」と言っていますが、
文字は読めるけど書けないって、若干ひっかかるんですよね。
読めないなら書けないっていうのも納得できるんですが。

あとは語彙とか文面にこだわるからドールに依頼する、というのもわかりますが、
こんな非常時の手紙だからこそ、気持ちをストレートに伝えた方がいいんじゃないかと。

まーそんなこと言ったら物語にならないですが(笑)

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

上の方にCHと書いてあるのでCH郵便社の広告かと思われます。
冒頭でクラウディアも各地に「広告を出している」と言っていましたしね。

こんなところに出稿できるほど会社余裕あるんですね。

なんか、第2話でクラウディアが「今月給料無し」って言ってた印象が強すぎて、
貧乏会社のイメージしかありませんでした(笑)
(あれはヴァイオレットがギルベルトからもらったブローチを取り寄せるためでしたが)

「素敵な女性が貴方の気持ちを手紙にしたためます」


このワードからさらなる回想へ。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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これがエイダンの幼馴染のマリア様。
最後の台詞は音声が無かったですが、口の動きから「愛してる」ですかね。

最後の手紙

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

まずは父親と母親への手紙。

「父さん。母さん。俺のこと…今まで育ててくれてありがとう。
これで最後の手紙になるかも…もし2人がまた生まれ変わって夫婦になるなら、また俺を産んで欲しい。お願いだよ。
こんな風に、終わるはずじゃ無かったんだ。もっと幸せになって、その姿を二人に見せるはずだったんだよ。
だから、父さんと母さんも祈ってね。また俺を息子にしてよ。お願いだよ。」

さよ朝の記事でも書きましたが、両親より子供の方が先に亡くなるという展開は、残酷すぎて心が痛くなります。。。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

そして、マリアへの手紙。

「マリア、元気してるかい?覚えているかな?俺に告白してくれた時のこと。俺は…凄く、凄く凄く嬉しくて…。
マリア…マリア…。
帰りたい。君のところに。死にたくないよ。
帰りたい。君のところに。
待ってて。」

エイダンの話からするに、告白をされて彼も彼女の事が好きだったけれど、
返答はまだできていなかった、という感じでしょうか。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

エイダンは「キスだってしたことない」と言っていたので、
これは回想ではないということがわかります。

最後の最後で、夢の中でキスをする二人。

戦争なんて無ければ、これからの二人にはこういう未来があったのでしょうね。

「ごめんなさい」の意味

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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エイダンの両親やマリアから「ありがとう」と感謝の言葉をかけられますが、
「ごめんなさい」と返すヴァイオレット。

この「ごめんなさい」には2つの意味があるのかなと思います。

1つはエイダンを守れなかったことに対して。

そしてもう1つは、今まで自分がやってきたこと。
すなわち「これまで幾度となく人の人生を奪ったこと」に対してです。

彼女がこれまで戦場で死なせてきた数多の敵兵にも家族や愛する人がいた。
人の命を奪うという事はその家族や愛する人の人生を奪う事。

まさにクラウディアの言う、"自分のしてきた罪で燃えている"状態ですね。
ヴァイオレットがこの罪から解放される日は、この先来るのでしょうか。

おわりに

いよいよ最終回が近づいてきましたね。

ハッピーエンド…とはならないとは思いますが、
少しでも希望のある終わり方なら良いな、と思います。

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