ピアノが上手くなりたい人必見!角聖子先生の著書「ピアノがうまくなるにはワケがある: 努力よりコツ!」の内容が素晴らしい

音楽

先日、角聖子先生の著書「ピアノがうまくなるにはワケがある: 努力よりコツ!」を読みました。

全部で170ページ余りという、この系統の本としては決して多くない分量でしたが、
とても良くまとめられており、ピアノを上手くなるための具体的なヒントたくさん書かれていました。

初心者の方や今伸び悩んでいると感じている人には、是非読んでいただきたい内容です。

本記事では私が読んだ中でとくに参考になったところを自分なりの解釈を織り交ぜつつ、まとめていきたいと思います。

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コツをつかむことで、量よりも質を目指す

ピアノを上達するには努力とか練習時間が大事だという認識が一般的かもしれないですけど、実はそれより大事なことがあるんですよね。

それは、量より質が大切ということ。
練習量より、いかにコツをつかむかが大事だということ。

これはスポーツとかも一緒ですよね。例えばテニス

私は中学~大学時代テニスをやっていましたが、ただ単にラリー練習だけやっていても、ただ疲れるだけで細かい技術はほとんど上達しません。

ローボレーの練習とか、スマッシュの練習とか、もっと掘り下げてフォームを整えるとか、インパクト位置を真ん中にするとか、そういった細かい粒度の練習で、コツを掴むことで最終的な技術の上達に繋がると思います。

ピアノも同様で、ただ闇雲に始めから終わりまで1曲繰り返したりしていては、疲れるだけで、一向に上達しません。


効率の悪い練習はやめて、短時間で効果を上げることを意識していきたいですね!

具体的な方法としては、下記のようなものが紹介されています。

・パート練習が確実な道。特に、集中力が落ちやすい曲の後半の方が練習不足になりがちなので、意識して練習をする。

・パート分けする時は、似ているところを探して印をつけて整理すると覚えやすい。難しそうなところをいかに簡単にわかりやすく整理かが大事。

・片手練習は効率が良い。ある程度弾けるようになった段階でもやる。例えば左手で弾いている間に右手のパート(メロディ)を歌うなどをすると、それぞれの手がどういうパートを受け持っているのかを手に覚えさせることができる。

・弾けないパートは必ず理由がある。その理由をはっきりさせる。そして弾けないパートだけ切り出して練習して確実にクリアしていく。

どうせ同じ時間をかけるんだったら、より上達する練習をした方がいいですよね。
練習のコツを掴んで、ハイスピードで上達しましょう!

プロセスを味わう

ピアノは88鍵盤あって、オーケストラの音楽が再現できる音域が全て用意されている楽器。

 逆に言うと、それゆえに伴奏からメロディまで全て一人でこなさなくてはいけないんですよね。(アンサンブルなどは一部異なりますが)
 
それゆえに、ピアノは熟達するのが難しい楽器といえます。
 
一朝一夕でどうにかなるものではないので、モチベーションの管理が難しい。
 
著名ピアニストが弾いているようなハイレベルで優雅な演奏に、誰もが憧れを抱き、「自分もこんな演奏をできるようになりたい!」と思いますが、なかなか到達できないのは当たり前ですよね。
 
そして、「自分には才能が無い」と挫折してしまう。
 
これは非常にもったいないことです。
出来なくて当たり前なのに、ですよね。

 
そこで角先生が勧めているのは「プロセスを味わうこと。

 
・近場の目標を一つ一つクリアして、そのプロセス(今の自分)を大切にし、日々楽しむことを一番に考える

日々の練習というプロセスをも、恋人との素敵な時間を過ごすかのように楽しむ

それが結果的に上達に繋がるし、ピアノがもっと楽しくなる
 


こんな風に、ちょっとだけ考え方を変えるだけで、
日々の練習の効率も変わってきますし、上達スピードも変わってくる気がします。
 

ブラインドタッチの重要性

ピアノは、手の動きを聴覚と結び付けて覚えることがとても大切。
 
目でその動きで捉えようとすると、目に頼ってしまい、いつまでも耳で音を聴きながら手の動きを感覚的に覚えられない。

例えば、ヴァイオリンは、フレットが無いので目を頼りにすることはできず、自然に耳と指で正しい音を出すという感覚を身に付ける必要性があります。

一方、ピアノは目で見れば正しい音程がわかるので、それゆえにこの感覚がおざなりになりがちなんですよね。

私は間違いなくこのタイプです。(苦笑)

この感覚が備わってないからか、手元を見ないと不安になってしまい、実際に手元を見ていないときにミスをしてしまうケースがよくあります。

また速い曲や難しいフレーズになればなるほど、目が追い付かずに音楽の流れに付いて行きづらくなります。

普段から目でいちいち確認していては、何かと不都合なことがでてくるんですよね。

ですので、手の動きを聴覚と結び付けて覚えるブラインドタッチに関しては、意識的に訓練した方が良さそうです。
 
訓練といっても内容はシンプルです。
 
・鍵盤の幅間隔を目で捉えようとせず、耳と指で覚える
・ミスをしても鍵盤を見るのではなく、耳を頼りに手探りで修正していく習慣を付ける
・ミスを恐れない

耳と指間隔が備わり、本能的に出したい音(鍵盤)に指が行くようになった時、演奏のレベルは確実に上がるはずですね!

楽譜を眺める習慣

皆さんは譜読み、得意ですか?

 これは私自身の見解ですが、譜読みが早いかどうかは、長期的に見て上達スピードに圧倒的な差が出ると思っています。
 
それは単純な話で、譜読みにかける時間を、練習時間に回せ、結果的に多くの曲が弾けるからです。
 
そうはわかっていても、譜面なんてものは日常的に見るものではないし、慣れていないとアレルギー反応を起こしちゃう人も多いですよね。
 
私自身も、最初にエラソーなこと言っていますが、どちらかというと苦手な部類です(笑)
 
そこでこの著書で非常に参考になったのが、「眺める」という習慣をつけることです。
 
ピアノをやる人は、指を動かして音を出すことにまず気が向いてしまうため、
譜面を眺める習慣のある人は少ないみたいです。
 
単純で譜面でもいきなり弾き始めず、まず譜面を眺める

どのような構成になっているか、同じような音形がないか、など確認してみる

そのあとに、拍感を保ちながらゆっくりと4~8小節ぐらいを通してみる
 ※ミスをしても止まらないように

先へ先へとリアルタイムに目が先の音を追うように弾き進めていく


こういったことを習慣化することで、アレルギーを減らしていこう、という感じです。
 
また、楽譜に色を塗ったり、目印を書き込むことも良いみたいです。
書き込めば書き込むほど楽譜がより身近な存在になります。
 
私と同様で譜読みが苦手な方、
ぜひ一緒にこういった習慣を身に付けて、譜読みを得意にしましょう!

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