テンションコードとは何か?ナチュラルテンションやオルタードテンションなど、初心者の方でもわかるように簡単に解説します。

音楽

今回は雰囲気があってオシャレな和音、テンションコードについて、その仕組みをわかりやすく、詳しくまとめていきます!

スポンサーリンク

テンションコードとは?

テンションとは、「緊張感」という意味です。
すなわち直訳すると、テンションコードとは響きに緊張感のある和音です。

まずは聞いてみてください!

通常のメジャーコード

C

9thを加えたテンションコード

CM7(9)

どうですか?

後半のコードは響きが少し複雑で、張り詰めたような感じがあったかな、と思います。

また純粋な3和音と比べると、オシャレで大人っぽい、深みのある音になったと思います!

このような独特な雰囲気を出すために、テンションコードでは5つ以上の音を積み上げて構成されています。

コードトーンとテンションノート

次に、テンションコードの構成を見てみましょう。

四和音までの音を「コードトーン」、5つ目以降の音を「テンションノート」と呼びます。
そして、コードトーンとテンションノートの組み合わせで作られた和音を「テンションコード」といいます。

色々な音が混ざり合って相互に作用しあうことで、複雑な音色を作り出しているのですね。

テンションノートには、「9th」「11th」「13th」の音が使用されます。

「8th」「10th」「12th」「14th」は、それぞれコードトーンのオクターブ上の同じ音となるので、使われません。

例えば、ドがルート音(1st)だとしたら1オクターブ上のドが8thで、音名としては同じですよね。

テンションコードと付加コード

テンションコードは4和音(7thコード)を土台とするのが基本です。

一方で、3和音に9thなどの音を組み合わせた場合は、テンションコードとは言わず「付加コード(付加和音)」と呼ばれるので要注意です!

付加コードは、主に響きに広がりをもたらすために使用され、テンションとは使用目的が違います。コードネームで表すときは、「C add9」 のような表記で書かれます。

ナチュラルテンションとオルタードテンション

テンションノートは「ナチュラルテンション」「オルタードテンション」の2種類に分類されます。

ナチュラルテンションとは、自然で標準的なテンションのことをいいます。
一方、オルタードテンションとは、上記には該当しないテンションのことをいいます。

自然なテンションとそうではないテンション・・・とはどういうことでしょうか??
具体的に説明しますね!

まず、先ほども述べたように、テンションノートでは「9th」「11th」「13th」の音が使用されるというのは、もうおわかりだと思います、

そして、上記のテンションノートにはそれぞれ上下半音違いのバリエーションがあります。
9thだったら、♭9th、9th、♯9th、と言った感じですね!

この、変記号( ♯や♭ )が付かないテンションをナチュラルテンション
変記号が付くテンションをオルタードテンションといいます。

違う言葉でいうと、
ナチュラルテンションは、メジャースケールの音をテンションに使用するものであり、
オルタードテンションは、メジャースケール外の音をテンションに使用するものです。

そのため、ナチュラルテンションと比べてオルタードテンションは、複雑で癖の強い音になります。下記で聴き比べてみてください。

♭9th
♮9th
♯9th

使いどころが難しいですが、上手く使えば強いインパクトを出すことができるかもしれません。

ちなみに、♭11thは3rdと同音になり、♯13thは♭7thと同音になるため、これらはテンションとは言いませんのでご注意ください。

アボイドノート

テンションコードはコードトーン以外の音を比較的自由に取り入れることができますが、 その中でもあまり使わない方が良いとされている音があります。

それが「アボイドノート」です。

アボイドとは「回避する」という意味なので、「使用することを避ける」ということですね。

例えば、C7の場合、ド、ミ、ソ、シ♭が構成音になりますが、ここでは「ファ」の音がアボイドノートにあたります。

何故「ファ」を避けた方がいいかというと、コードトーンの「ミ」とアボイドノートの「ファ」の音は短2度音程(半音)でぶつかってしまうためです。

半音同士の音がぶつかると、非常に聞き苦しい、気持ちの悪い音になってしまいます。

そのため、このような半音同士がぶつかるような音は、特別な場面を極力避けた方が無難です。

テンションの解決(テンションリゾルブ)

テンションコードの良さは、「緊張感を作る」こと以外にもう一つあります。
それは、「緊張感から解放されて元に戻る時に強い安心感を作ることができる」ということです。

この、緊張感を緩和し安心感を作ることを「テンションの解決(テンションリゾルブ)」といいます。

テンションの解決は、色々な方法がありますが、最もシンプルなのが、テンションコードから通常のコードトーンに戻すやり方です。

CM7(9)だったらCM7へ、Dm7(9)だったらDm7へという形です。

テンションリゾルブを上手に使えれば、印象を大きく変化させることができます。

終わりに

今回はテンションについて解説しました。

ここまでお読み頂いて、テンションへの理解が少しでも深まっていただけたら嬉しい限りです。

書籍紹介

色々な音楽理論の本を読むと多角的に知識を付けることができるのでオススメです。
その際に重要なのは、あまり難しい本に手を出さないこと。

いきなり難しい本を読んでも理解できないあげく、音楽に苦手意識を持っちゃう場合もあります。もったいないですよね・・・!

↓こちらは漫画形式でサクっと読めて簡単に理解できるので、導入としてはかなりお勧めです。

マンガでわかる! 音楽理論[Kindle版] posted with ヨメレバ 侘美 秀俊 リットーミュージック 2016-03-25 KindleAmazon[書籍版]     ↓こちらも短いセンテンスのQ&A形式なのですごく読みやすいです。
値段はなんと100円!缶コーヒー1本より安いので迷わず買ってOKです。

ピアノ初心者Q&Aレシピ(おとなのピアノレッスン)[Kindle版] posted with ヨメレバ 梶原厚美 ピアノレシピ 2014-04-04 Kindle

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました