アプリゲーム市場はこれから拡大していく?App Annie「モバイル市場年鑑2020」分析

ゲーム

App Annieが「モバイル市場年鑑 2020」を発表しました。

2019年のモバイル市場の動向と今後の予測が詳しく書かれているので、ゲーム業界やメディア系の業界、他業界でもアプリ開発に携わっている人は要チェックです。
PDFは下記URLから無料でダウンロードできます。

2020年版モバイル市場年鑑 |モバイルの最新情報、市場動向、トレンドを総括|App Annie ブログ
モバイル市場は今後も成長曲線にあります。2020年におけるモバイルの最新情報、業界の動向をウォッチして、モバイル事業や新規事業を成功させましょう。

私は2014年からスマートフォンゲームのゲームデザイナー、ディレクターをやっているので、本記事ではそういったゲーム開発者的な目線で少しだけ感想を書こうと思います。

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アプリ市場の拡大

まず総括としては、アプリの市場(ゲーム・非ゲーム問わず)が、世界的にぐんぐん伸びていることですね。

少し昔までは、アプリと言ったらゲームかせいぜいSNSぐらいな印象が強かったけど、最近は動画サービスから漫画アプリ、マッチングサービス、金融系まで非常に 幅広く、アプリ市場は本当に大きくなったなぁと思います。

今や大手企業はどこもアプリサービスを展開しているし、今後もこの流れは進んでいくんじゃないかなと思います。

特に動画系のサービスは、5Gなどの通信環境のグレードアップよってさらなる拡大が見込めそうです。(とはいえ4Gでも十分動画は見れるし、既にピーク感は少し出てきつつありますが)

ただし、大きく伸びているのはインド、ブラジル、インドネシアなどの新興市場。
日本やアメリカ、中国などの先進国では既に成熟して横ばいの成長率になっているので、注意が必要です。

全ゲーム市場の中のモバイルゲームのシェアも拡大中

モバイルはさらに無視できない存在に: 消費者がスマートフォンに触れている時間は3時間40分で年々増えている

モバイルゲームの市場シェアは 56% 超: 2020年、アプリストアにおけるゲームアプリの1000億を超えることが予測されている

全ゲーム市場のうちモバイルゲームのシェアは56%超と、据え置き機など他のゲームよりも市場規模が大きくなっています。

下記の記事でもありましたが、「コールオブデューティー」「マリオカートツアー」など家庭用ゲームで実績のあるタイトルが次々にリリースされていて、そのクオリティも据え置きと遜色ないレベルなので、当然と言えば当然なのかもしれない。

App Annie「モバイル市場年鑑 2020」発表! 2019年のモバイル市場の動向と今後の予測 | Techable(テッカブル)
モバイル市場データプラットフォームを提供するApp Annieは、アプリ市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」のデータをもとに、2019年のモバイル市場に関する包括的なレポート「モバイ...

モバイル市場に莫大なプラットフォームを持つAppleとGoogleの勢力は、今後さらに拡大していきそうです。

私自身モバイルゲームの畑にいる人間なので、モバイルゲームが活性化することはすごく良いと思うけど、1ゲームプレイユーザーとしては、がっつり没入することができる据え置き型ゲームのシェアが減っていることはあまり喜べないので、複雑な心境です(笑)

これからのモバイルゲーム市場は?

今回の資料が示す通り、世界的に見ればアプリ市場は拡大していて、ゲームのシェアも高いですが、やはり日本では成熟しきってきた感はあります。

一方で、Googleの新ゲームストリーミングプラットフォームの「STADIA(ステイディア)」や、ハイエンドな新体験を求めて進化し続けているVRゲームなど、ディベロッパーもユーザーのシェアも、新しいものに移っていく可能性は大いにあり、「モバイルゲームの天下」と言えるような時代は、もしかしたら現在がピークかもしれません。

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