バンドキーボード初心者講座2~音選びとセッティング~【キーボード・シンセサイザー】

音楽

このシリーズでは、アニソンキーボードを約6年間演奏している私が、曲選びから音作り、練習方法まで、キーボードを始める上で絶対に知っておきたいことを解説していきます。

▼前回記事はこちら▼

今回は音選びやセッティングついての説明だよ♪

今回は、キーボード初心者の方が恐らく一番最初に悩む、音選びやセッティングについて、実際に私がやっている方法を含めて解説していきます。キーボードを始めたばかりの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

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音選び

楽曲が決まったらまずすることは、「音選び」です。

※音作りに関してはかなり奥が深いのでこの記事には載せていません。音作りについて知りたい方は下記記事でまとめていますので、ぜひ見てみてください。

キーボードパートは担当する音色が多い

選ぶってどういうこと?って思われるかもなので説明すると、
キーボードというパートは担当すべきパートが複数ある場合が多いため、まずはどの音色で演奏するかから決めなければいけない、ということです。

もちろん楽曲によっては、ピアノ1本しか入っていないということもあるので、そういう場合は素直にピアノの音を弾けば大丈夫です^^

ですが、色々な曲を見てみると、アコースティックピアノエレクトリックピアノはもちろんのこと、シンセリードシンセパッドなどを組み合わせて作られている楽曲は非常に多いです。 (私がやってるアニソンとかは特にその傾向が強いです^^;)

他にも、ストリングス(擦弦)ブラス(金管)ウィンド(木管)など、通常のロックバンド編成では専任者がいないパートは何かとキーボーディストに任される場合が多いです。

あとは、SEとかもありますね・・・w

とはいっても、キーボーディストは阿修羅みたいに手が何本もあるわけではなく、2本の手(と場合によっては足)でできる範囲しか不可能なので、「どの音を拾うか」が非常に重要になるわけですね。

音の選び方

私の場合であれば、主に下記を考えて決めています。

  • 1. その音がその楽曲の中でどういう立ち位置か
  • 2.鍵盤楽器であることをできるだけ活かせる音

1.その音がその楽曲の中でどういう立ち位置か

その楽曲の中でその音色がどれだけ重要か?という目線で音を選びます。

  • その音が無いと曲のイメージが変わってくる(曲が成立しない)
  • 無くても成立はするけど物足りなさがある
  • 無くても全然問題ない

など、それぞれの音色に対して優先度を付けていき、優先度の高いと思う音を拾っていくのが、一番ベターな選択といえます。

2.鍵盤楽器であることをできるだけ活かせる音

楽器としての得意不得意という目線で音を選びます。

キーボード(シンセサイザー)という楽器は基本的にどんな音でも出せるのですが、入力装置が鍵盤である以上、鍵盤楽器の音のほうが演奏表現の幅が広がるのです。

例えば、鍵盤のベロシティ(強弱)の設定を強めにすれば本物のピアノのように強弱表現豊かな演奏をすることができます。

しかし生ヴァイオリンのように指先で細かなヴィブラートをかけたりすることはできません。
コントローラーを使ったり、シンセサイザーとしての設定でやることもできるっちゃできますが、リアルなヴァイオリンの良さは出せません。

あくまでメインは鍵盤楽器、という考えですね。

どういうセッティングにするか?

音を大体選んだら、次はどういうセッティングにして演奏していくかを考えていきます。

音色の切り替え

ギターやベースなどが足元のエフェクターボードで音色を切り替えていくように、キーボードもスイッチを駆使して、曲中に音を切り替える場面が多く発生します。

例えば「Aメロはピアノで、途中でストリングスに切り替えよう」などですね。

機材やセッティング方法によっては切り替え時に音が途切れてしまうこともあるので、そういう事情も踏まえながらセッティングを考えます。

音の切り替えが聞いている側にも伝わっちゃうとすごくかっこ悪いので要注意!!

スプリット

両手で同じ音を弾くだけじゃ、音数が足りない時もありますよね。

そういう時は「スプリット」といって、鍵盤を2つに分けたりする機能があります。

真ん中のドより左側はピアノ、右側はストリングス、みたいな感じで、任意の場所に境界線を置き、音色を分けるイメージです。

機種にもよりますが、境界線を1つじゃなくて複数置いて、3つや4つに分けることができるものもあります。(私が使っているRoland FA-06や以前使っていたJUNO-DSなどもそういう機能があります)

左手でピアノのコード演奏、右手でシンセリード、みたいな1人2役をこなしてバンドサウンドの隙間を上手く埋めていくのが、キーボードの醍醐味なので、積極的に使いましょう!

デュアル(レイヤー)

また、「デュアル(レイヤー)」といって、鍵盤を弾いたときに、2つの音を重ねて出力することもできます。2つ異なるピアノを同時に出してパワーや厚みのある音色を作ったり、ピアノとストリングスを重ねて重厚な音色を作ったり、使い方によっては無限大の可能性が広がります!

演奏の流れをイメージする

セッティングを考えながら、

「Aメロ部分は両手でエレピを演奏して、サビの直前の休符でスイッチを押して音色を切り替え、サビは左手で伴奏、右手でストリングスを弾こう」

「ソロ部分はAメロと同じエレピだけどボリュームをブーストさせて弾こう」

など、 実際の演奏の流れをイメージしていきます。

MuseScoreを使った楽譜化もおすすめ

© 2020 Musescore BVBA

セッティングの話とは少し脱線してしまいますが、楽譜化についても触れておきます。

バンドスコアがシンプルで、そのまま使えそうな場合は、それをそのまま使うのでも良いっちゃ良いですが、音の切替えを行いながら演奏する場合は、できれば譜面に書き起こしておくことをおすすめします。

理由は下記の通りです。

  • 他パート(ボーカル/ギター/ベース/ドラム)の譜面がセットになったバンドスコアはページ枚数が増え、譜めくりの回数が増えてしまう
  • 選ぶ音やセッティングによって譜面も変わってくるので、そのまま使えないケースが多い
  • 譜面に書き起こすことでより曲の構成を理解することができる

おすすめの楽譜作成ソフト

手書きは時間がかかり、書き直しや調整がしずらいので、PCで行いましょう。

「MuseScore(ミューズスコア)」というソフトが便利なのでオススメです。

完全無料で使えますし、操作も比較的簡単で、作った楽譜を再生することもできます。

楽譜上でイメージをつかみにくい複雑なリズム等が出てきても、再生機能を使えば確かめることができるので、リズム苦手な方には特におすすめですよ!

また、使用しているユーザー数も多いので、使い方がわからない時なども調べればすぐに解決法が出てくるのもおすすめポイントですね^^

まとめ

以上、音選びとセッティングについて解説しました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

音選びもセッティングも、キーボードを始めたばかりの時はかなり時間がかかってしまいますが、やっていれば段々慣れてきますし、どんどん応用も効いてくるので、大変なのは最初だけです!

自分なりのセッティングパターンを見つけて、バンド仲間をあっと言わせる演奏をしましょう^^

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音選びとセッティングが終わったらいよいよ練習ですね^^
練習を始める前に、ぜひ下記の記事をご覧ください!

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